最大震度7を記録し、44人が犠牲になった北海道胆振東部地震から9月6日で2年を迎える。被害の大きかった北海道の厚真町、安平町、むかわ町の3町長に復旧や復興の現状を聞いた。
拡大する大規模な土砂崩れが発生した厚真町の吉野地区=2018年9月12日、厚真町、朝日新聞社チャーターヘリから、迫和義撮影
「心のケア重要」 宮坂尚市朗・厚真町長
被災者の方に今後住んでもらうための住宅対策は順調に進んでいます。町では災害公営住宅(災害公住)と公営住宅(公住)の計78戸を建設中です。資材繰りなどの問題で公住の一部で、工期を1カ月間延長しましたが、仮設の期限を迎えるにあたって住みかえ先がない方は出ません。繰り返し募集しましたが災害公住で空室が出るため、そちらで受け入れることができます。
当初よりも自宅を改修したり、…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル